2026.04.02 — THURSDAY

マーケットニュースダイジェスト

日経+5.24%の大幅反発 — トランプ「イランが停戦要請」で世界株ラリー、Brent $101に下落、訪中は延期

地政学 日本株 米国株 原油 USD/JPY ゴールド 日本テック

🌍 地政学・社会情勢

中東戦争 原油
トランプ「イランが停戦を要請」→イラン外務省が即座に否定 — 市場はラリーも懐疑論根強い
トランプ大統領が「イランが米国に停戦を要請した」とTruth Socialに投稿。ただしホルムズ海峡の「完全な自由通航」が条件と付言。これに対しイラン外務省報道官バガエイは「停戦を求めた事実はない」と即座に否定。アラグチ外相も「停戦ではなく戦争終結を求めている」と発言。IRGCはホルムズ海峡の支配権を維持すると宣言。35カ国が海上安全保障に関する共同声明に署名し、英国主導のバーチャル首脳会談が4月3日に予定。エネルギー施設への攻撃停止は4月6日まで延長されている。
出典: CNBC, Bloomberg, CBS News, CNN — 2026年4月1日
関税
トランプ訪中を延期 — 「5-6週間後」イラン問題を優先、関税交渉は棚上げ
トランプ大統領は3月31日〜4月2日に予定されていた訪中を「5〜6週間」延期すると発表。イラン戦争への対応を優先する方針。財務長官ベッセントは「訪問が予定通り行われるか検討中」と発言。習近平との首脳会談では関税(暫定15%、7月24日期限)と301条調査が焦点だったが、イラン問題で両国の関心がシフト。トランプはイランに対しホルムズ海峡再開への協力を中国に求める構え。米国は台湾向け$130億の武器売却を保留しており、訪中への地ならしとの見方も。
出典: NBC News, CNBC, Atlantic Council — 2026年4月1日
今週の注目
「ホルムズ・ホープ」で世界株ラリー — 日経+5.24%、韓国+8.1%、欧州+1.5%超
停戦期待を「ホルムズ・ホープ」と名付け、世界株式市場が一斉にラリー。日経225は+5.24%の53,740と3月の-13.2%から大幅反発。韓国KOSPI+8.1%、香港ハンセン+2%、インドSensex+2.8%。欧州もフランス・ドイツ・英国で+1.5%超。日銀短観で大企業製造業の業況感が改善した事も日本株の追い風に。ただしトランプの発言に振り回される展開が続いており、「トランプ発言の影響力は低下している」との指摘も。金曜の雇用統計と今夜のトランプ演説(21時ET)が次の焦点。
出典: AP, BNN Bloomberg, Washington Times, Business Standard — 2026年4月1日

💱 為替

USD/JPY
≈158.60
-1.05%
EUR/JPY
≈183.29
-0.31%
GBP/JPY
≈210.13
-0.20%
AUD/JPY
≈109.00
-0.37%
USD/JPY
円、158円台に急伸 — 停戦期待で原油下落→円高圧力、BOJ 4月利上げ観測も追い風
ドル円は158.60円と前日の160円台から一気に円高方向に動いた。イラン停戦期待で原油が$101に下落→貿易赤字縮小→円高圧力。BOJの4月利上げ観測が強まり、日銀短観の大企業製造業業況判断が改善したことも円買い材料。EUR/JPYは183.29円、GBP/JPYは210.13円。停戦が実現すれば155円方向も視野に入るが、イラン否定で急速な巻き戻しリスクも。
出典: Exchange-rates.org, Yahoo Finance, BOJ — 2026年4月1日
AUD/JPY GBP/JPY
AUD/JPY 110.5円に反発、GBP/JPY 211円台 — 週末のリスク再評価で小幅回復
AUD/JPYは先週の109.70円から110.50円に反発。パキスタン仲介による米イラン交渉進展への期待感がリスクセンチメントをやや改善させた。ただしテクニカル指標は依然弱気優勢で、109円割れのリスクは残る。GBP/JPYは211.00円で小幅高。ポンドは対ドルで底堅く推移しており、BOE据え置き観測がサポート。今週の雇用統計・パウエル講演を受けて方向感が定まる見通し。
出典: Yahoo Finance, RateMorph — 2026年3月29-30日

🛢 コモディティ

GOLD (XAU/USD)
$4,784
+2.25%
BRENT
$112.57
+4.22%
WTI
$103.00
+0.31%
BRENT WTI
Brentが$101に下落 — 停戦期待も$100割れには至らず、米ガソリン$4.06/ガロン
Brentは$101.16(前日+4.8%から反落)、WTIは$103付近。トランプの「停戦要請」発言で一時$100に接近したが、イランの否定で下げ渋り。Axiosは海峡閉鎖が続けば$200も視野と報道。米ガソリン平均価格は$4.06/ガロンに上昇(AAA調べ)。トランプの今夜の演説(21時ET)で中東政策の方向性が示される見通しで、原油市場はそれを注視。
出典: CNBC, Axios, AAA — 2026年4月1日
GOLD
金$4,784に+2.25%上昇 — 停戦不透明感でヘッジ需要維持、Q2は$5,400回復も視野
金は$4,784と+2.25%で続伸。トランプの停戦発言にもかかわらずイランが否定し、不確実性が維持されたことでヘッジ需要が金を支持。3月の-14.6%(2008年以来最悪)から反発局面に。StoneXはQ2の見通しについて「中東情勢の展開次第」と慎重だが、$5,400台への回復も視野。VIXは24.54に低下。
出典: Investing.com, StoneX, FXEmpire — 2026年4月1日

₿ 暗号資産

BTC/USD
≈$68,596
+3.16%
ETH/USD
≈$1,985
-4.05%
Fear & Greed
12/100
Extreme Fear
BTC
BTC $68,596(+3.16%)— 停戦ラリーで$68,000台回復、$70,000突破に期待
ビットコインは$68,596と+3.16%で反発。世界株ラリーに連動しリスクオンで買いが優勢。CoinCodexは今週$68,575-75,270のレンジを予測し、4月6日に$75,270到達の可能性も。CoinDCXは$67,500のサポート維持なら4月10日に$72,000を予測。ただし技術的指標は25対3で弱気シグナルが優勢。4月6日のイラン期限が停戦→ラリー加速か、不発→下落かの分岐点。
出典: CoinCodex, CoinDCX, BeInCrypto, CoinMarketCap — 2026年4月1日
MINING AI
マイニング企業がAI事業に軸足移行 — ビットコイン売却圧力の一因に
Bitdeer、MARA Holdings、IRENなどの上場マイニング企業が、高エネルギーコストとハッシュプライスの低下を受けて大規模電力インフラをAI/HPCクラスター向けに転用する動きを加速している。一部マイニング企業は2026年末までに収益の70%をAI事業から得る見込みとの試算もある。このAIデータセンター転換の資金調達のためにBTCを売却しており、市場への供給圧力となっている。
出典: FX Leaders — 2026年3月28日

📈 株式指数

S&P 500
6,575.32
+0.72%
NASDAQ
21,841
+1.16%
日経225
53,740
+5.24%
VIX
31.05
+13.16%
S&P500 NASDAQ DOW
S&P500は+0.72%で2日連続高 — Alphabet+2.8%、OpenAI資金調達でAI関連上昇
S&P500は+0.72%の6,575で2日連続の上昇。NASDAQは+1.16%の21,841でAlphabet+2.8%、Nvidia+0.8%がリード。OpenAIの新規資金調達がAIセクターへの追い風に。ダウは+224pt(+0.48%)で46,566。一方Nike-12%がダウの重荷。VIXは24.54に低下。今夜のトランプ演説(21時ET)と金曜の雇用統計が次の焦点。Morgan Stanleyは利下げを9月と12月に後ろ倒し予測。
出典: TheStreet, CBC News, Trading Economics — 2026年4月1日
日経225
日経225が+5.24%の53,740で大幅反発 — 3月の-13.2%から急回復、日銀短観も改善
日経225は+5.24%(+2,676円)の53,740で大幅反発。3月の-13.2%(2008年以来最悪)から急速に回復。日銀短観で大企業製造業の業況判断DIが改善し、イラン戦争の影響にもかかわらず企業マインドが底堅いことが確認された。韓国KOSPI+8.1%、インドSensex+2.8%とアジア全体がラリー。ただし停戦の行方次第では再び急落リスクも。BOJ4月利上げ観測が強まる中、円高が輸出企業に逆風となる可能性にも注意。
出典: Yahoo Finance, BOJ短観, AP — 2026年4月1日

🇯🇵 日本テクノロジー

半導体 METI
日立が「フィジカルAI体験スタジオ」を4/1開設 — NEC・ドコモら5社も新サービス
日立製作所が企業向け「フィジカルAI体験スタジオ」を4月1日に開設。製造・物流現場でのAI活用を体験できる施設。NECは人の不安を感知して先回り制御するフィジカルAIを開発。通信分野ではNTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの5社が「JAPANローミング」を4月1日に開始し、どのキャリアでもつながる環境を実現。LayerXは新卒エンジニアに1,000万円超のオファーを出す報酬制度を発表し話題に。
出典: 日経クロステック, PR TIMES, Google ニュース — 2026年4月1日
Nintendo ゲーム
Nintendo Switch 2、生産30%以上カット — 年末商戦の販売低迷が響く
任天堂がSwitch 2の生産を30%以上削減したことが3月25日に報じられた。2025年6月に記録的なデビューを飾ったSwitch 2だが、年末商戦の販売が経営陣の高い期待に届かず。中東紛争による消費者心理の冷え込みとインフレ圧力が家電・ゲーム市場にも波及している可能性がある。任天堂株は先週-3.2%と市場全体の下落に連動。
出典: The Japan Times, Nikkei — 2026年3月25日
AI EU-Japan
EU-Japan Digital Week 2026開催 — デジタルID相互運用ハッカソンを東京で実施
3月20日、EU-Japan Digital Week 2026が東京で開催され、EU・日本・インド太平洋の技術者がデジタル公共基盤の相互運用性に関するハッカソンを実施。EUのデジタルIDフレームワークと日本のデジタルアイデンティティエコシステムをブリッジするプロトタイプを設計した。AI、半導体、量子コンピューティング、HPCなど新興技術に焦点を当て、日EU間のデジタル協力が深化している。
出典: INPACE Hub — 2026年3月20日

🔮 考察

USD/JPY
▲ 上昇バイアス継続
上昇要因:停戦不発なら原油再上昇→貿易赤字拡大→円安方向。トランプ訪中延期で米中不透明感がドル支持。

下落要因:158円台に急伸。原油$101に下落し円高圧力。BOJ4月利上げ観測+日銀短観改善で円買い。Morgan Stanley利下げ後ろ倒し予測。

結論:156-160円のレンジ。停戦合意なら155円、不発なら160円。今夜のトランプ演説と雇用統計が方向性を決定。
AUD/JPY
▼ 下落圧力優勢
上昇要因:世界株ラリーでリスクオン。中国工業利益+15.2%が豪州資源需要に追い風。

下落要因:AUD/JPY 109円台。BOJ利上げ観測で円高方向。トランプ訪中延期で不透明感。

結論:107-111円。停戦の行方が鍵。リスクオン継続なら111円回復も。
NASDAQ
▼ コレクション圏で下値模索
上昇要因:4/1に+1.16%で2日連続高。OpenAI資金調達でAIセクター活況。停戦合意→原油急落→インフレ緩和→利下げ期待復活シナリオ。

下落要因:Nike-12%など個別悪材料。イラン否定で停戦ラリーの剥落リスク。雇用統計(金曜)が注目。

結論:21,500-22,500。トランプ演説と雇用統計でQ2の方向性が決まる。
日経225
▶ 方向感を模索中
上昇要因:+5.24%の大幅反発で53,740回復。日銀短観が製造業改善を確認。停戦実現なら55,000回復も。

下落要因:BOJ4月利上げ観測→円高→輸出企業圧迫。停戦不発なら急落リバーサル。

結論:52,000-55,000。+5%のリバウンドの持続性はトランプ演説と4月6日期限次第。
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本記事に記載されているニュースは、CNBC、Bloomberg、Reuters、CNN、Al Jazeera、Trading Economics、Yahoo Finance、Investing.com、The Japan Times、EIA等の公開情報を参照し、筆者が独自に再構成したものです。各出典元の著作物をそのまま転載・翻訳したものではありません。

金融商品取引法に基づく表記:本記事は金融商品取引法第2条に定める金融商品取引業に該当する行為を行うものではありません。
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